SE 排水浄化剤

1.SEによる浄化のメカニズム

工場排水(例えば染色工場・食品工場等)の処理の中で、最も一般的な方法である「活性汚泥法」は、好気性のバクテリアを利用した浄化システムです。
簡単に図で説明すると
洗浄メカニズム
実はSEによる浄化メカニズムは、「活性汚泥法」による浄化システムとほとんど同じです。違いは、SEが曝気の代わりをして、あるいは曝気以上の効果をあげる点です。上記の図の浄化槽を「池」と考えて、全体を好気性の環境にすることにより、バクテリアを活性化します

富栄養化とは
工場排水や生活排水等が、湖沼や池などの閉鎖性水域に流れ込み、窒素・リン・カリウムなど、生物の栄養物資が増える事をいいます。閉鎖性水域では汚濁物質が溜り易い為、特定の植物プランクトン(アオコ・赤潮等)のみが異常増殖します。
工場から排水される原水程の汚れはありませんが、ゴルフ場の池には、日常散布する農薬・化学肥料等が流れ込み、春先から汚れ、アオコが発生します。SEによる処理により、窒素・リン等の栄養分をバクテリアに食べさせ、池の汚れを防ぎます。

凝集剤等の化学薬品を使用する場合との違い
化学薬品を使用する方法では、凝集効果により池の浮遊物を沈殿させ、水を浄化します。pHは下がり、薬やアオコなどを殺傷し、再びpHを調整して、水を浄化します。但し、一時的に水はきれいになりますが、水中に生息するバクテリアも同時に殺傷してしまう為、天敵がいなくなり、水の生態系のバランスが崩れ、藻類等がより繁殖するようになります。
SEは、池に既に存在するバクテリアをより活性化する事により、余分な栄養を処理し、浄化していきますので、極めて安全な商品です。

SEの補足説明

  • SEはバクテリアではありません。
    SEは水中の溶存酸素を増加させる働きがあり、汚水の好気性のバクテリアが活動しやすい環境を作り、汚水の浄化を促進する液体です。
  • SEは過酸化物を含まない天然素材をベースとした、今までにない優れた商品です。
    48種類の天然のミネラルをベースとした硫酸系の無機酸が加えられています。
  • SEは薄い緑色の透明な液体です。
  • SEは防臭効果があります。
    SEは臭いに直接働きかけるものではありませんが、悪臭の原因となる嫌気性バクテリアの活動を押さえるので、アンモニア等の発生を抑制し、防臭効果を発揮します。
  • SEは「ミジンコの毒性試験」・「変異原生試験」を行い、池の魚などの生き物に害を及ぼす事はありませんが、魚に直接希釈液を散布するのはなるべく避けて、水面に均一に散布して下さい。
  • 池の汚れにより、散布量を増減して下さい。当初、50,000倍(1,000トンの池に対してSE 2本)程度で散布し、その後、浄化が進んでから徐々に薄くする方法が適当と思います(別紙「SEの散布早見表」を参考にして下さい)。
  • SEを散布する方法
    ゴルフ場にある、1~2トンのタンク車に水を入れてSEを希釈して散布します。散布液の希釈の目安は、20~50倍の範囲で、作業のやり易い希釈率で問題はありません。
    例えば、SE 1本10㍑入りですので、
     1,000㍑タンク車に、2~6本の範囲で希釈して散布、
    あるいは、
     2,000㍑タンク車に、6~10本の範囲で希釈して散布。
    ※希釈率による効果の差はありませんので、あくまでも現場のタンク車の容量に合わせて、上記の範囲で希釈して下さい。

注意事項

  • 原液の希釈は、効果を高める為できるだけ散布の20~30分前に行って下さい。
  • 散布はできるだけ霧状にならないように水滴で撤き、飛散しないようにして下さい。
  • 原液が目や口に入らないようし、入った場合は大量の水で洗い流し、又、大量の水を飲んで吐き出すようにして下さい。
  • 原液が手や肌に付いた時は水で洗い流して下さい。
  • 子供の手の届かない所に保管して下さい。

2.SEの使用方法

SEの使用方法
散布タンク車を利用した直接散布の場合
即効性を狙った立ち上がりの速い初期施行に向いた方法。

①施行の準備
散布量に応じたタンク車を用意し、20~50倍の水で希釈します。この際、「SE」のボトルは良く振り、もしくは転がして(ミネラル等)内容物が底に残らない様に注意してタンク車に入れます。
10~20分程度タンク車の攪拌棒を回転させ、十分に混ぜておきます。
(注)タンク車に農薬等の残留物が無い事を確認し、できれば1回水洗いしておきます。

②散布
池の表面全体にまんべんなく散布して下さい。霧状になった場合は飛散して効果が薄れますので、できるだけ霧状にならないように注意して散布して下さい。池に鯉等の生き物がいても特に問題はありませんが、出来るだけ直接かからない様に注意して下さい。

③効果確認の為に
BOD・COD・SS等の数値測定は費用がかかりますが、散布前と散布3~5日後の透視度を比較する必要があります。簡易計で結構ですから、散布前に必ず計っておいて下さい。又、池の淵の写真を撮っておく事も効果的です。ただ、撮影角度によって乱反射して良くわからない事があります。散布前、散布後で同じ角度で何種類か撮っておいて下さい。冬のシ-ズンで、曝気装置のない池の場合は、汚泥等が沈殿して上水が澄んでいる為、テストの結果が判定しにくいので、このような池でのテストは避ける方が良いと思います。

④散布後
タンク車に対して特に重要な後処理等必要ではありませんが、万一、SEがタンク外にかかった場合は水洗いしておいて下さい。

循環ポンプ等を利用し、点滴する場合
良い状態の池や直接散布を行った後のメンテナンスに最適の方法

①事前準備
特にありませんが、原液10ccを一定時間に点滴するより20倍希釈の200ccを同時間に添加する方が効果的です。ただ、希釈液を使用すると貯蔵タンクが大きくなるので、原液使用、もしくは2倍希釈で使用される事をお勧めします。

②点滴
直接池に点滴するより効果の高い循環ポンプ中に点滴する事をお勧めします。出来れば空気を吸い込み、ジェット流で動いている循環ポンプの方が高くなります。

③効果確認
時間をかけた浄化、もしくは維持等で、使用前後の効果確認は難しくなります。前年との比較、もしくは他の未使用池との比較になります。

④メンテナンス
原液を貯蔵するタンクはFRPもしくは塩ビタンクにして下さい。金属の場合はSUS304もしくはSUS316を使用して下さい。鉄タンクは使用出来ません。

散布の量
1,000tの水量に対して、SE 2ボトル(約40㍑)を目安に散布します。

ご使用前に必ずお読み下さい
-SE取扱上注意事項-
『警告』
①原液はpH1の強酸性ですから次の点にご注意下さい。

  • 人体・動物等に直接かからない様に注意し、万一かかった場合はすぐに十分水洗いして下さい。
  • 衣服・靴等布皮製品に付着したまま、長時間放置しますとボロボロになります。万一、付着した場合は速やかに十分水洗いして下さい。
  • 子供の手の届かない所等、保管には十分留意し、過って飲み込ませない様に注意して下さい。
  • 塗料や軟鉄を溶かす力があります。長時間これらのものと接しない様に注意し、接した場合は速やかに十分水洗いして下さい。

②20~50倍に希釈した液はpH2~4に下がりますが、上記①に準じて取扱いには 注意して下さい。

SE・プレゼンテ-ションマニュアル
実際の汚れた池へのSEの散布とは当然異なりますが、SEの効果を判定するテストとして、下記のようなビーカーテストは非常にインパクトがありますので、カタログによる商品説明と供に、ゴルフ場にて実施すれば大変効果があると思います。特に、冬季シ-ズン中にこのプレゼンを営業先のゴルフ場にて実施しておけば、春先の注文につながると思います。
ビーカーテスト

  1. 2つのガラスビンに、同様に池の汚水を入れる。(汚れが強い程良い)
  2. 金魚用の水中ポンプで、同時に曝気する。
  3. 30~60分後の透視度を比較する。
  4. 他の凝集剤と違い、沈殿物が増加せずに汚水が浄化される。

水質試験マニュアル
SEの施行前後の汚水の浄化の状況を比較する方法として

  1. 視覚による池全体の変化 → 写真撮影
  2. 透視度の改善→簡易透視器 → 写真撮影
  3. pHの改善 → デジタルpHメ-タ-

の3つの方法が適当と思われます。

上記のテストの器具として、簡易透視器は、プラスティックの大型メスシリンダ-を使用して実施できます。底面に黒糸を使って十字にマークします。

3.SEによる湖と池の浄化改善

富栄養化は、湖や池、あるいはゆっくり流れる小川の老化を進行させます。富栄養化は水中の植物や生き物を支えるために必要な栄養分が水の中に少しずつ蓄積されることが原因です。また水中の有機生物の増加に伴って発生します。

地質学上、新しい湖の水は冷たくきれいで、十分な酸素があります。しかし少量の有機物質を含んでいます。長年に渡り、有機物質として増加してきた窒素・リン・その他の養分の含有量は、流れてくる腐食物や湖岸の侵食によって蓄積されてきたものです。薬やその他水中植物の成長は促進され、又、同様に湖で生息する水中の魚や有機物の成長をも促進します。有機生物が死ぬと、それらは湖底に沈んでいき腐敗し、更に多くの有機物質を水中に増やし、湖底にシルト層を形成していきます。又、有機物の腐敗により、湖中の溶存酸素の量も減っていきます。そして湖は、富栄養化された水による植物の成長、及びシルトの形成によって汚染されてしまいます。

湖が自然に退化するのは何千年もかかります。しかし、最近、多くの湖で富栄養化の環境汚染が確認されています。例えば農業肥料による養分の流入、下水、一般に普及使用されているリンを含んだ合成洗剤による汚染、そして様々な地域での工業用プラントのクーリングシステムから放出される熱水による汚染等、これらの汚染により、湖の退化が進んでいます。

藻の過剰発生は、植物と生物の両方にとっても有害です。
藻の成長を防ぐ事は魚と植物の成育をスム-ズにします。

水質汚染について
汚染された淡水や海水には水質を悪化させる生物的養分や化学物質が流入されています。そしてそこで生きている微生物に影響を与えています。工業化した社会は、物を生産する事によって恐ろしい程の廃棄物量の増加をもたらしています。

窒素やリンのような養分の過剰発生は、富栄養化の原因になり、湖の退化を促進させます(富栄養化状態)。この状況は、水中の植物や藻を過度に成育促進させ、湖の端から端まで植物を隙間ないほどの群に変えます。又、様々な種類の植物がそれぞれ少しずつの成育する状態から、偏った種類の植物だけが多く成育する状態に変化するわけです。
バクテリアの活動により、腐敗して土に還元できる有機炭素は酸化され、そのため水中の溶存酸素(DO)は消費され、減っていきます。有機炭素量が非常に多い場合、酸素消費量は多く、酸素を急速に減少させていきます。この場合のDO(正常な量の5~7mg/㍑と比較すると2mg/㍑以下です)は魚が死んでしまう程のわずかな量で、生きるために酸素を必要とする有機物の成長を妨げます。

化学肥料からできる窒素やリンと同じ様な毒性の強い汚染物質(殺虫剤や除草剤のようなもの)も、SEと有機肥料の使用で部分的に除去することができます。

養分は土壌の中に有機物として侵入し、土壌汚染問題となりかねます。

池・湖の浄化改善処理
問題解決の第一段階は、汚染された池、湖をFOS(SE)で処理することです。SEは水質浄化には大変効果のある商品です。SEは完全に水に溶け、その効果により、水は自然の力を取り戻し、湖や池にとって浄化に必要な働きがよみがえります。最大の効果として、弱まった池の必要な酸素と水素の両方を素早く元通りにします。液体の中の酸素から電子を移動する事で、酸素と水素の両方が必要な場所から酸化を減らします。それによりpH値を調整、水を浄化し、BOD値を低く保つことに役に立ちます。
SEは、湖や池の汚い藻と不快な臭いを除去します。水はきれいに、新鮮になり、臭いも消えます。

汚染の根源を止める“2次的処理”
次の段階で解決しなければならない問題は、できるだけ多く汚染の根源を除去する事です。汚染物質は工業地と同様に住宅地や商業地からも発生します。これらの根源の原因を確認し、できるだけ早く除去すべきです。

湖のそばに家を建てる事は、はっきりとした利点があります。しかし下水処理システムは、いつかその収容量を越え、これ以上の浄化能力は発揮できません。湖に流入する合成洗剤から出るリン酸塩は、いくつかの汚染を引き起こす問題を含んでいます。過剰な養分はエコシステムが過剰量を処理するよりも早く藻を発生させる原因になります。SEの使用によって実際腐敗タンク汚染物の問題はほとんど除去されます。

農業地や商業地での化学肥料の使用は、湖の富栄養化の原因になります。化学肥料から生まれる窒素やリンと同じような毒性の強い汚染物質(殺虫剤や除草剤のようなもの)は、SEや有機肥料を使って、部分的に除去する事ができます(土壌再生システム)。それは、SEと有機肥料の併用後の結果で実証されています。FOS(SE)の併用後では、殺虫剤や池の化学物質はずいぶん消滅しました。SEを伴用すると土壌の中で養分は有機性になり、汚染物質が浄化され、汚染がなくなります。

土壌の侵食や過剰な流入は、浸透性が悪い為に起こります。そして湖を堆積物と固形物質でいっぱいにします。湖の周囲を、SEを使って処理すると土壌の侵食はほとんどなくなります。SEは土壌の構造を替え、侵食作用を止めます。そして普通、湖に押し流される上部の土壌の流入を止めます。そして、また、シルトと固形物質が蓄積されるのを減少させます。

蚊の減少
普通、蚊はSEを使用することによって除去されます。また、池や湿地にいる蚊やその幼虫にも効果があります。

使用方法
池や湿地の表面の全体に7倍希釈したSEを霧状に散布します。
水の表面張力を弱め、幼虫が孵化する水の表面にとどまることができなくなります。幼虫が孵化できなくなると、再発しなくなり、蚊の問題は解消されます。

対流と曝気
対流と曝気は池と湖の浄化処理にとって大切な事です。通常、対流するのに必要なものは、十分に供給する自然の力と十分な風です。活動していない湖ではモーターボ-トの使用は対流に必要な力を多大に供給します。私たちの経験から言うと、問題をかかえた池や湖の多くは、十分な対流が不足しています。
対流の必要性は、決められた時間内に移動する水の量によって決められます。普通、池や湖の全体の水は、30~40日の間に移動します。一般に、多くの種類の自動対流機が販売されており、大きな湖では十分な対流をする為にこれらの機械を使用する必要性があります。

4.SEを使用しての下水処理テスト報告書

日 時:12月1日~12月31日
実施者:CAPISTRANO BEACH SANITARY DIST
    25782 Victoi Blvd PO BOX 2008
    CAPISTRANO BEACH CA, 92624 USA

SE
FOS(SE)は、12月にカリフォルニアのカピストラビーチにあるカピストラビーチ衛生地区に導入されました。

プラントは当初、1日、最大850,000ガロン(323万㍑)のキャパシティを持つようにデザインされ、設計されました。現在の流出量は、1日、80万ガロン(304万㍑)~120万ガロン(456万㍑)で、その量は、設計されたキャパシティより多く流出しています。廃棄物処理で発生する問題に直面したけれども、彼らの基本的な考えは、処理工程においてスラッジの減少とコストをもっと経済的にする事でした。

浄化槽の当初の設計によると、スラッジは流量の15%~18%の間を表していました。現在のスラッジのプロセス時間は40日以上です。スラッジの除去・運賃・そしてプロセスはコストを調整するのに重要な要因です。

処理計画は、SEを使って全ての化学物質・添加物を完全に取り除く事、そして元へ戻す事でした。現在の通常の処理システムは“そのままで”使用されました。

処理計画
システムを通して、早く効果を得られる可能性のある場所に、FOS(SE)を導入することで化学物質と添加物等を取り除きます。

30ガロン(114㍑)のSEを加えた現在のシステムに、カルチャーサプリメント約23kgをすぐに加えて一定の水準に保ちます。
(セプティソルの割合1:35,000)

毎日のメンテナンスとして1日につき10ガロン(38㍑)のSEを加えます。
(割合1:100,000)

結果
悪臭を除去する事を要求されていなかったが、テストを終えると悪臭は消えていました。この設備がSEを使い果たすと、また、浄化能力の限界が来て、悪臭が再発しました。
そこで、またSEを再投入すると、悪臭は消えました。

処理前
(‘93.12以前のアベレージ)
処理後
(‘93.12以降のアベレージ最低・最高値・統計)
DO(酸素分解) -1.0~2.0
TSS(スラッジ合計) -20,000~28,000PPM
pH(7.0=中性) -4.0~6.0
DO 6.4~9.0
SS 7mg/㍑(EPA160.4)
BOD 10mg/㍑(SM507)
pH 6.57~7.09
炭素質BOD -7mg/㍑(SM507)

5.SEによる池の浄化処理

SEの効果

  • 水中の溶存酸素量(DO)を増加させます。
  • バクテリアに必要なミネラルを供給します。
    (水道水に添加すると瞬時に電気伝導率が上がり、ミネラルが水中での水分子と結合しているのが確認できます。)

浄化処理のメカニズム
有機物の多量発生(特に窒素・リン・カリ)により、水質は汚染され、溶存酸素量が極端に低くなります。その為に、嫌気性バクテリアが多数発生し、活動する為、悪臭が発生し、アオコ等の植物性プランクトンが異常発生します。又、炭酸ガスは、水酸化イオンを発生させる為、水質は9~10レベルの強アルカリ性になっています。

このような状態の池に、SEを散布する事により、水中の溶存酸素量(DO)を増加させ、好気性バクテリアが有機物を消化します。

結果、生分解処理により、池の浄化を促進する結果となります。

バクテリアによる自然浄化作用の回復
土壌中や水中などに生きるバクテリアは、体外に分解酸素を出して、特定の植物のセルロース、動物のタンパク質を分解してアミノ酸などの低分子化合物に変えます。
また、それをエサとして取り込み、その老廃物を自然界(炭素サイクル)へ戻す、という性質を持っています。このバクテリアの働きをより活性化するのがSEです。また、この自然浄化作用のバランスを崩しているのが環境汚染による「富栄養化」です。

6.SEによる池の浄化テスト結果報告書

読売ゴルフ株式会社
得 コース本部長殿
阪上グリーンキーパー殿

「SE」による池の浄化テスト結果報告
拝啓、貴社益々御清栄の段お慶び申し上げます。

この度は当方の商品「SE」による貴社の池の浄化テストを実施させて頂き、深謝致します。既に皆様にも一部ご確認頂いております通り、臭気が驚くほど改善し、池の透視度が上がる等の良好な結果が得られております。添付の通りテスト経過と結果をとりまとめ、また当方の所見を交えてご報告申し上げますので、よろしくご検討頂きご採用頂けますようお願い申し上げます。

尚、今後継続して対象池に「SE」を使用頂けます場合の見積も添付いたしましたので、よろしくご検討お願いします。

また、お忙しい中散布のご協力と数値測定に阪上キーパーと山下次長に御同行頂きましたことを重ねて深謝申し上げます。

敬具

添付:「SE」による池の浄化テスト結果報告書

SEによる池の浄化テスト結果報告
(1)対象池と散布前の状況

対象池 水量 水深 状況
茨伏池 約12,000トン 約3m 悪臭・茶褐色・高いpH
東17番ホール池 約2,000トン 約1m 悪臭・白濁・高いpH

(2)散布量と散布日

散布日 対象池 散布量
8月5日 茨伏池 12ボトル(約120㍑)
東17番ホール池 4ボトル(約40㍑)
8月8日 茨伏池 12ボトル(約120㍑)
東17番ホール池 4ボトル(約40㍑)
8月13日 茨伏池 12ボトル(約120㍑)
東17番ホール池 4ボトル(約40㍑)
合計3日間   48ボトル(約480㍑)

散布方法は散水用のタンク車に一旦SEを清水に希釈し(前日約30~40倍希釈)、ホースより勢い良く池の水をかき混ぜるように散布した。また茨伏池では、半量はホースより直接池に散布したが、残り半量は循環ポンプ室の吸い込み槽に投入した。

(3)各種データ測定結果と所見
茨伏池

項目 散布前 8日 13日 16日
臭気 悪臭 殆ど無臭 殆ど無臭 微臭
透視度(低水) 400ml 540ml 650ml 700ml
pH 8.8 7.2 7.9 8.3

所見
当初あった悪臭がSEの散布と同時に無くなった。これは嫌気性であった水が「SE」の散布と同時に好気性に変化したため悪臭を除去できたと判断する。
又、当初水中に浮遊物が多く池全体が濁っていたが、散布後、日が経つにつれてバクテリアの働きにより浮遊物が少なくなり、水の透明感が増している。ただ、池全体の色については底の色自体が茶褐色であると考えられ、時間をかけていかないと変えていく事は難しいと考えられる。

17番池

項目 散布前 8日 13日 16日
臭気 農薬臭 殆ど無臭 無臭 無臭
透視度(低水) 300ml 430ml 450ml 520ml
pH 9.5 8.5 8.8 9.2

所見
当初池の色調が白色かかっていたが、散布後徐々に白色度が低くなり池本来の青みがかった色調に変化した。又、水の透視度も良くなり、池の底のロストボールも多く発見できるようになった。当初あった農薬の嫌な悪臭も完全に消えている。

(4)備考
最終観測日の16日の前々日に大型の台風が西日本を通過し、ゴルフ場は沢山の木切れが散らばり大変な被害を受けた。当然池も大量の汚れが入り込み、2号ダムは前日までの澄んでいた状態と打って変わって茶色く濁っていた。
この状況下で、やはり茨伏池は2号ダムよりの流水もある為か濁っており、やや臭いもあったが、底水の透明度を測って見ると700mlと13日以上に改善しており、濁っているのは表面水のみと判明し、「SE」による効果が持続している事が確認できた。又、17番地も測定結果、台風の影響にも負けず、透視度の改善が確認できた。

1.SEの施用方法の補足説明

Ⅰ屋外の池
使用方法
1.タンク車に水を入れ、SEを希釈する。希釈倍率(20~50倍)は、散布する池の表面積に比例して大きくすれば、現場での作業がやりやすくなります。
※例 400tの池

  ケース1 ケース2
表面積 400㎡ 2,000㎡
深さ 1m 20m
方法 原液10㍑を20倍に希釈し、
200㍑の希釈液を使用する。
原液10㍑を50倍に希釈し、
500㍑の希釈液を使用する。

以上の様に、池の表面積が大きくなるほど、均一に散布する為に希釈倍率を大きくして下さい。

2.散布は、霧状になって飛散しない様に、又、池の表面に均一に散布して下さい。

Ⅱ屋内の人工池
使用方法
1.アオコなどの発生の防止を目的とする場合
水を入れ替えた時にSEを散布し、よく掻き混ぜて下さい。池が大きい場合は、SEをあらかじめ10~20倍に希釈し、池の表面に散布して下さい。魚などの生物がいない場合は、水のpHが5前後になるように、散布量を決めて下さい。pHが7.5以上になると、アオコなどの発生があります。魚などの生物がいる場合は、pHが6~6.5になる様にして下さい。

2.発生したアオコを短期に除去したい場合
魚などの生物がいない場合は、pHが3前後になるまで、SEを散布して下さい。3~5日でアオコは消滅していきます。その後は、①の方法でメンテナンスをして下さい。魚などの生物がいる場合は、①の方法で長期的に(1ヶ月程度)、アオコを除去する方法をとって下さい。

2.SEの施用報告書1

施用地 草津市立 水生植物公園 みずの森
施用日時 9月28日 10:00
施用実施者 H・C・S 細川社長 ・ アペティー・リンク㈱ 長谷川
施用立会い者 みずの森 上田技師
施用池の大きさ A 1,300t 905㎡
B 700t 430.9㎡
C 1,200t 729.8㎡
3,200t 2,065.7㎡
施用目的 従来のアオコ、藻等の発生は10~15日で見られるが、SEによりどの程度抑制できるか検証する。
施用方法 水の出口D、EにそれぞれD:200㍑、E:500㍑のタンクに水を入れ、D:10㍑、E:25㍑のSEを投入し、攪拌した。
約2日間で池へ投入出来るようにバルブを調整した。
施用前の状態 9月25日にアオコ、藻等の除去作業を完了しているが、池の底には未だ沈殿したアオコ、藻等がある。
備考
  • ろ過能力は50~60t/日で、約2日で循環する。
  • 水は井水を使用し、塩素系殺菌剤は使用していない。
  • 水生植物の肥料は鉢の中に入れ、6-4-3の農協経済連 固形肥料を使用している。(有機系化成肥料)
  • 花壇の肥料は複合・緑化専用・バーディー、くみあい粒状固形肥料30号
    供に10-10-10をブレンドして施肥している。(化成肥料)
  • 花壇へ週1回農薬を散布している。
施用地 草津市立 水生植物公園 みずの森
結果確認日時 10月10日 10:00
結果確認立会い者 H・C・S 細川社長・アペティー・リンク㈱ 長谷川・みずの森 上田技師
施用結果
  • アオコ、藻等の発生は見られたが、従来の発生する量よりも極端に少なくなっていた。
  • SEの効果がある場所と無い場所があった。
  • 藻の種類によって発生量の違いがあった。
考察
  • SEの場所による効果の差の原因として、SEの量が適量よりも少なく、池全体へ行き渡っていない事が考えられる。又、確実な効果を期待する場合は、希釈液はポンプを使用して池の表面へ均一に散布し、その後、メンテナンスの為に希釈液を点滴するが、今回は最初から作業の手間を省く為、水の出口へ点滴したので効果にむらがでたと考えられる。
  • 藻の種類によって発生量が違っていたが、藻によって発生する環境(pH等)の違いによって、SEの効果に差がでたと考えられる。SEを適量投入すれば、差はなくなると思われる。

1. A池の散布前の状態

2. A池の散布後の状態

3. A池の散布前の状態

4. A池の散布後の状態

5. B池の散布前の状態

6. B池の散布後の状態

7. D出口付近の散布前の状態

8. D出口付近の散布後の状態

9. E出口付近の散布前の状態

10. E出口付近の散布後の状態

11. D出口のタンク

12. E出口のタンク
みずの森略図

3.SEの施用報告書2

施用地 草津市立 水生植物公園 みずの森
施用日時 1回目 10月16日 15:00
2回目 11月20日 11:00
施用実施者 H・C・S 細川社長・アペティー・リンク㈱ 長谷川
施用立合い者 みずの森 上田技師
施用目的 SEにより、従来よりもどの程度アオコ、藻等の発生を抑制できるか、検証する。
施用方法 比較する為に同等の池を同様に清掃し、一方の池に下記量の希釈液をポンプで水の表面に均一になる様に散布した。
1回目 10月16日 15:00SE3㍑を水200㍑で希釈した希釈液を散布
2回目 11月20日 11:00SE3㍑を水250㍑で希釈した希釈液を散布
池の大きさ 横:約166cm
縦:約1,260cm
高さ:約40cm
水量:約83t
池の状態 人口の池で流水は無く、鉢植えの蓮があり、清掃後も鉢植えの中にアオコ、藻等が残っている状態である。
結果
  • SEの未施用池の方は、従来と同じ様に日が経つにつれてアオコ、藻等の発生が見られ、大きな固まりとなって取り除こうとしても根が絡み、糸を引いたような状態になり、完全に取り除くのは困難な状態である。
  • SEの施用池の方は、写真を見てもわかる様に日が経つにつれてきれいになっている。これは池の中の微生物の動きが活発化した為である。又、アオコ、藻等の発生も多少見られるが未施用池とは違い、大きな固まりが無い。根の絡みも無く、サラサラな状態で、水中の鉢についている藻等も「サッ」と容易に取れる様な状態である。

1. 池を清掃しているところ

2. SEを投入

3. ポンプで希釈液を散布


4. 10月16日
SE希釈液未施用池

5. 11月6日
SE希釈液未施用池

6. 11月20日
SE希釈液未施用池

7. 12月12日
SE希釈液未施用池


8. 10月16日
SE希釈液施用池
SE3㍑を水200㍑で希釈した希釈液を散布

9. 11月6日
SE希釈液施用池


10. 11月20日
SE希釈液施用池
SE3㍑を水250㍑で希釈した希釈液を散布

11. 12月12日
SE希釈液施用池
日が経つにつれて、きれいになっているのがわかる
 

4.SEによる水質改善試験

施用地 西宮市塩瀬町名塩北山
読売ゴルフカントリークラブ内 茨伏池及び東コース17番池
試験目的 SEによる水質改善(水の色・透視度・臭気・pH)
試験期間 8月5日(月)~8月16日(金)
水素 茨伏池 約12000トン 東コース17番池 約2000トン
散布量   茨伏池 東コース17番池
8月5日 19㍑入りボトル6本 19㍑入りボトル2本
8月8日 同上 同上
8月13日 同上 同上
透視度の判定 700ml容積の大型試験管の底に「×」マークをつけ、試験管の上部より、見て何mlまでマークが識別できるかによる方法を取った。
臭気の判定 池全体から発生している臭気及び、手についた水の臭気による判定
水の色 目視による判定
pH pH計による測定

1. 読売ゴルフCC
茨伏池
SE散布前
8月5日

2. 読売ゴルフCC
茨伏池
SE 散布前
8月5日

3. 読売ゴルフCC
茨伏池
SE散布3日後
8月8日

4. 読売ゴルフCC
茨伏池
SE散布3日後
8月8日

5. 読売ゴルフCC
茨伏池
SE 散布8日後
8月13日

6. 読売ゴルフCC
茨伏池
SE散布8日後
8月13日

7. 茨伏池 SE散布前 庭水の状態
8月5日
透明度:400ml pH:8.9
臭い:異臭がある 色:茶濁色

8. 茨伏池 SE散布前 庭水の状態
8月5日
透明度:400ml pH:8.9
臭い:異臭がある 色:茶濁色

9. 茨伏池 SE散布3日後 庭水の状態
8月8日
透明度:540ml pH:7.2
臭い:無 色:薄い茶色

10. 茨伏池 SE散布3日後 庭水の状態
8月8日
透明度:540ml pH:7.2
臭い:無 色:薄い茶色

11. 茨伏池 SE散布8日後 庭水の状態
8月13日
透明度:650ml pH:7.9
臭い:無 色:透明感のある薄い茶色

12. 茨伏池 SE散布8日後 庭水の状態
8月13日
透明度:650ml pH:7.9
臭い:無 色:透明感のある薄い茶色

13. 読売ゴルフCC
東コース17番池
SE散布前
8月5日

14. 読売ゴルフCC
東コース17番池
SE散布前
8月5日

15. 読売ゴルフCC
東コース17番池
SE散布3日後
8月8日

16. 読売ゴルフCC
東コース17番池
SE散布3日後
8月8日

17. 読売ゴルフCC
東コース17番池
SE散布8日後
8月13日

18. 読売ゴルフCC
東コース17番池
SE散布8日後
8月13日

19. 東コース17番池 SE散布前
表面水の状態 8月5日
透明度:300ml pH:9.5
臭い:塩素臭あり 色:白濁色

20. 東コース17番池 SE散布前
表面水の状態 8月5日
透明度:300ml pH:9.5
臭い:塩素臭あり 色:白濁色

21.東コース17番池 SE散布3日後
表面水の状態 8月8日
透明度:430ml pH:8.9
臭い:無 色:やや白濁色

22. 東コース17番池 SE散布3日後
表面水の状態 8月8日
透明度:430ml pH:8.9
臭い:無 色:やや白濁色

23. 東コース17番池 SE散布8日後
表面水の状態 8月13日
透明度:450ml pH:8.8
臭い:無 色:透明感のあるやや白濁色

24. 東コース17番池 SE散布8日後
表面水の状態 8月13日
透明度:450ml pH:8.8
臭い:無 色:透明感のあるやや白濁色

5.SEによる池の浄化結果報告

対象池 梅小路公園池
水量 約300トン
状況 アオコによる汚れ・臭気・高いpH(9.8)
散布日 8月26日
散布量 約10㍑
希釈率 約40倍
散布方法 散水用のタンク車に一旦SEを清水に希釈し、ホースより勢いよく池の表面に散布した。
所見 当初あった悪臭がSEの散布と同時に無くなった。これは嫌気性であった水がSEの散布と同時に好気性に変化した為、悪臭を除去できたと判断できる。
又、当初、水中に浮遊物が多く、アオコにより池全体が濁っていたが、散布後、日が経つにつれてバクテリアの動きにより浮遊物が少なくなり、水の透明感、及び水の輝きが増している。

1. 左:8月26日 採取水 無添加
中:8月26日 採取水にSEを添加(1000倍に希釈)
右:9月2日 SE添加1週間後の採取水

2. 左:8月26日 採取水 無添加
中:8月26日 採取水にSEを添加(1000倍に希釈)
右:9月2日SE添加1週間後の採取水

3. 散布前
1997年8月26日
アオコが発生し、白い泡が濁っている。

4. 散布前
1997年8月26日
アオコが発生し、白い泡が濁っている。

5. 散布1週間後
1997年9月2日
水中の石が見えるようになった。

6. 散布1週間後
1997年9月2日
水中の石が見えるようになった。

6.SE散布テスト記録

1

テスト施工場所 東広野ゴルフクラブ No.18ホール池
テスト期間 1997年5月6日~1997年7月4日

2

テスト施工場所 三木よかわカントリー倶楽部 東コースNo.7ホール池
テスト期間 1997年6月7日~1997年7月3日

3

テスト施工場所 白鷺ゴルフクラブ No.3ホール池
テスト期間 1997年6月24日~1997年7月1日

1. 5月6日
東広野ゴルフ倶楽部

2. 5月6日
東広野ゴルフ倶楽部
添加 pH8.6

3. 5月6日
東広野ゴルフ倶楽部
No.18ホール池
無添加 pH9.4

4. 5月6日
東広野ゴルフ倶楽部
No.18ホール池
無添加 pH9.4

5. 7月4日
東広野ゴルフクラブ
No.18ホール池
添加 pH8.2

6. 7月4日
東広野ゴルフクラブ
No.18ホール池
添加 pH8.2

7. 5月6日
東広野ゴルフクラブ
水槽テスト
無添加 pH8.6

8. 5月6日
東広野ゴルフクラブ
水槽テスト
添加 pH2.4

9. 6月7日
東広野ゴルフクラブ
水槽テスト
無添加 pH8.6

10. 5月6日
東広野ゴルフクラブ
水槽テスト
添加 pH2.4

11. 6月7日
三木よかわカントリー倶楽部
東コースNo.7ホール池
無添加 pH11.3

12. 6月7日
三木よかわカントリー倶楽部
東コースNo.7ホール池
無添加 pH11.3

13. 6月7日
三木よかわカントリー倶楽部
東コースNo.7ホール池
無添加 pH11.3

14. 7月3日
三木よかわカントリー倶楽部
東コースNo.7ホール池
添加 pH8.9

15. 7月3日
三木よかわカントリー倶楽部
東コースNo.7ホール池
添加 pH8.9

16. 6月24日
白鷺ゴルフ倶楽部
No.3ホール池
無添加 pH10.4

17. 6月24日
白鷺ゴルフ倶楽部
No.3ホール池
無添加 pH10.4

18. 7月1日
白鷺ゴルフ倶楽部
No.3ホール池
添加 pH8.3

19. 7月1日
白鷺ゴルフ倶楽部
No.3ホール池
添加 pH8.3